昭和60年に長崎にて「かくクリニック」を開院しました。それを平成19年から福岡市中央区薬院に移転し「賀来メンタルクリニック」として新規移転開業しました。
精神科と漢方診療専門のクリニックです。眠れない、過剰に不安である、落ち着かない、イライラが取れない、自信がない、対人関係がうまくいかない、些細なことが気になってしまう、妙な癖に捉われてしまう、やる気が起こらない、気分が沈む、物事を楽しめずゆううつ、その他の心の悩みや、悩みから生じる身体の不調(心身症)で悩んでおられる方のお役に立ちたいと願っております。
「薬院大通り」という交通の便利な所にあって、しかし、意外なほど人目につかない静かな場所です。呑み込まれそうな日常から自分を取り戻すための空間がここにはあります。専門の精神科医と臨床心理士があなたの悩みに対応します。
心の中の不安、怖れ、願望、時には意思、あるいはそれらの葛藤は、しばしば心理的な問題を引き起こします。それらは身体的な不調に伴うこともありますし、逆に身体的な不調を引き起こすこともあります。疲れがたまって眠れないうちに抑うつ状態になったり、過食や拒食を続けているうちにその行動に自分が支配されることもあれば、逆に抑うつ状態から不眠が生じたり、自分の気持ちを落ち着け慰めるために食べることに依存してしまったりすることがります。
そうした身体的な不調とは関連なく、純粋に心的な問題として頭からある考えが離れないとか、不安や恐怖に圧倒される、気分が落ち込む、孤独で虚しくてたまらない、イライラして自分をコントロールできない、などの体験が生まれることもあります。
こうした身体的な不調も含めて心理的、精神的な問題やそれによって生じる症状に対する治療を行うのが精神科・神経科です。
特に当院では、心の働き、それも自分でも気付かない無意識の心の働きとそれによって生じる周囲の人たちとの関係、軋轢(あつれき)、齟齬(そご)、ズレといったものに目を向けています。様々な心理的・精神的な問題や症状は、自分の心の一部が失われ、あるいは傷つき、同時に自分にとって大事な対象を失い、傷つけているところから生じています(こちらも参照ください)。それは現在の対人関係の中に現れているものであり、多くの場合育ってきた全ての過程が関わるもので、より特定的には幼少期の体験から始まっているものです。症状は症状だけで成立しているのではなく、そうした生きている過程すべてに関わる問題であり、生きていることとは他者と関わることであるわけです。
こうした点から治療を行うために当院では精神医学的な知識と精神分析的な知識とを折り合わせた臨床を行い、カウンセリングの充実を図っています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30~13:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
15:00~18:30 | ○ | ○ | - | ○ | ○ | - | - |